家の模型

不動産で儲かる

不動産で商売をする方法として代表的なものに「不動産を安く買取って高く売ることにより利益をあげる」ということがあります。 簡単にできそうに思えますが、実際にはなかなか難しいのです。まず、「安く買取る」といっても、何を根拠としてその不動産が「安い」といえるのか判断ができなければなりません。不動産業者であれば、例えばレインズを用いるなどして過去の成約データを閲覧することができますが、このレインズデータを一般の人は見ることができません。 また、「安く買取ることができる」ということは、裏を返せばその不動産の売主は「安く売るしかなかった」ということですから、売主の売り急ぎといった特別な事情がない限りはそもそも安く買取ること自体難しいのです。

また、不動産を購入するためには、売買代金以外にも各種の費用が発生します。売買代金に貼付する印紙代、登録免許税、不動産取得税、司法書士に支払う登記の関連費用(所有権移転登記と抵当権設定登記)、仲介手数料などが諸経費として挙げられます。また、転売時にも仲介手数料や抵当権設定登記の抹消費用がかかります。 不動産購入時にかかる諸経費の割合は、一般的に売買代金の15%程度といわれています。したがって、1億円の物件を購入する場合には、諸経費もあわせると取得の原価としては1億1500万円かかるということになります。 では、この物件を1億2000万円で売ることができれば、利益は500万円となるかといえばそうはなりません。上述のとおり売却時にも仲介手数料等が発生しますから、利益額は500万円よりも小さくなりますので注意しましょう。